2017 ボートショー パシフィコ横浜vol.1

今年も3月2日(木)~5日(日)の4日間、パシフィコ横浜と横浜ベイサイドマリーナの2会場で、ジャパンインターナショナルボートショー2017が開催されました。今年は3月3日(金)をプレミアムナイトとし、20時までの開催にしたこともあり、4日間で52,252人(前年:49,515人)が来場する大変賑やかなイベントになりました。vol.1ではパシフィコ横浜で出展したメーカーブースを中心にレポートしていこうと思います。

トヨタマリンブース

最初にご紹介するトヨタブースではTOYOTA MARINE PONAM-28VとTOYOTA MARINE PONAM-31が両サイドに展示されており、ボートショー期間中にはPONAM-28Vが見事、日本ボート・オブ・ザ・イヤー2016を受賞しました。トヨタマリンでは2015年にPONAM-31が日本ボート・オブ・ザ・イヤー2014を受賞しており、これでブース内の2艇ともに日本ボート・オブ・ザ・イヤーの受賞艇となりました。どちらのモデルにも内装の見学希望者が列を作っており、非常に魅力溢れる展示内容になっていました。ブース内にはPONAM-28Vに採用された世界初の1軸TVASの解説やトヨタハイブリッドハルの説明パネルも用意されており、来場者の真剣な眼差しが向けられていました。

他にもハルを実際に踏んで体感できる展示や、「レクサス・スポーツヨット コンセプト」の模型も展示されていました。ニューモデル(PONAM-28V)と人気モデル(PONAM-31)を同時に見比べる事で、沢山の人がワクワク感を感じられたのではないでしょうか。トヨタブースではトヨタマリンの商品や技術力を楽しみながら理解できる、とても分かりやすい展示となっていました。

トヨタマリンホームページはこちら
http://www.toyota.co.jp/marine/

ヤマハ発動機ブース

ヤマハブースではヤマハの人気モデルが多数展示されており、クルーザー、フィッシングボート、ジェットボートと遊びのスタイルに応じて、多数のラインナップを比較できる非常に充実した内容でした。また、今年のボートショーには、YAMAHA CONCEPT33やYAMAHA DFR−33が参考出品として展示されており、2艇ともにまだ参考出品にも関わらず、かなり高い注目度でした。YAMAHA CONCEPT33はワンランク上のお洒落な外観やレイアウト、そして、300馬力の船外機を2基掛けした事によるスピード感溢れる走りが特徴となりそうです。DFR-33は人気のDFR-36やDFR-29といったDFRシリーズのラインナップに加わることで、ヤマハの中型ボートの層に厚みがでて、多くのヤマハユーザーに対して、より細かな選択を可能にしてくれそうです。現段階でも非常に完成された2艇でした。

他にも日本ボート・オブ・ザ・イヤーの小型艇部門を受賞した190 FSH SPORTも展示されるなど、会場には各地で人気を誇るヤマハ製品が集結していました。歩けば歩くほど、ヤマハ発動機の主力ラインナップの魅力が分かるとても贅沢な展示でした。

更には単独でのブース展開により例年以上に大きな賑わいを見せたワイズギアブースでは頻繁にトークイベントが開催されており、ブース内は非常に大きな賑わいを見せていました。PWC分野では、雑誌でも取材したMJ-GP1800やMJ-EX Deluxeの展示が人気でした。マリンジェットは他にも沢山のラインナップが展示され、マリンジェットファンにとっても充実の展示空間になっていました。
ヤマハ発動機ホームページはこちら
https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/

スズキブース

スズキブースでは人気フィッシングボート2艇を展示!!「フェイバス」はシーグリーン、エグザンテはブラックと2艇ともにお洒落なハルカラーが選択されており、自分の好きなスタイルでボートフィッシングを楽しめる2艇には来場者が多数乗り込んでいました。船外機に関しても、従来のブラックだけでなく、マットブラックやホワイトの船外機も展示されており、カラーや馬力の組み合わせを考えるだけでも、ワクワクしてしまう展示内容でした。

フェイバスに関してはこれから各地で開催される試乗会についての案内もありましたので、ご興味のある方は是非試乗して頂ければと思います。また、エグザンテのブラックハルはボートショー後には愛知県豊川市のスズキマリーナ三河御津に展示される予定ですので、是非こちらもご注目下さい!!

スズキマリンホームページはこちら
https://suzukimarine.co.jp

ヤンマーブース

ヤンマーブースでは開発中のプレジャーボート「EXプロトタイプ」や、ニューモデルとなる「Zarpa26 II」、人気モデルのEXシリーズから最新の航海計器が搭載された「EX38A」と新作のカラーハルとチークデッキが採用された「EX30B」が出展されており、こちらも注目モデルが揃ったことで、かなりの来場者が集まっていました。特にEX38は外洋でのキャスティングやトローリング、湾の内外でのジギングといった釣り全般をオールマイティにこなせる器用さのあるボートで、船内の静粛性も高いため、ポイント移動時だけでなくクルージングの際においても快適な乗り味を楽しめます。数あるヤンマー人気モデルの中でも、引き続き注目したい1艇です。
ヤンマーのホームページはこちら
https://www.yanmar.com/jp/marinepleasure/

ホンダブース

ホンダブースでの注目はホンダ船外機を搭載したカロライナスキッフ!!まず、見た目からカッコ良いですね!!目を引くラッピングはもちろん、船外機ともバランス良く組み合わさっており、初日から多くの来場者に囲まれていました。
ホンダのホームページはこちら
http://www.honda.co.jp/marine/

BRPジャパンブース

BRPジャパンのブースでは色鮮やかなニューモデルがズラリと並び、今シーズンの相棒をイメージしながらブースを回れる魅力的な展示になっていました。また、日本ボート・オブ・ザ・イヤーPWC部門を受賞したRXP-X 300RSも展示されていました。300馬力に注目が集まりますが、抜群の旋回性能を持っていることもお忘れなく!!他にはクイックな乗り味と豪快なトリックが楽しめるスパークトリックスにも今年は注目したいと思います。そして、少し離れたブースではスパイダーの展示もされており、ダイナミックな乗り味が魅力のSPYDER F3を中心に人気を集めていました。
BRPジャパンのホームページはこちら
http://www.brp-jp.com

次は各ブース紹介になりますので、続きはパシフィコ横浜vol.2をご覧下さい!!

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