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ライフジャケットの必要性

今回はライフジャケットの必要性について書いていこうと思います。

これから暑い季節が続き、沢山の方々がボートやPWCで
海や湖に出ると思います。その際は、
必ずライフジャケットの着用をお忘れなく。

ライフジャケットを着用しないのがワイルドで
かっこ良いなんてのは全くありません。

逆に付けている方というのは、自分だけでなく同船者の
安全まで真剣に考えられるとてもスマートな人という
印象で観られるのではないでしょうか。

万が一の転落に備え、ライフジャケットの着用は
必ず守って下さい。

小型船舶等の海中事故は、決して少ないものではなく、他人事ではありません。
また、プレジャーボート等の海中事故は、船体が小さいため、海中に転落しやすく、
人命に直結する深刻な被害が発生しやすいというのも特徴です。

平成27年度の事故の特徴としては、小型船舶による事故が全体の約8割を占め、
船舶種類別の割合は、プレジャーボートが44%で1位、
事故種類別の割合は衝突が23%で1位となっています。
人身事故の特徴として、マリンレジャーに関する海浜事故、
死者・行方不明者の約8割で遊泳中、釣り中によるものです。

海の上は地上とは違い、常に危険と隣り合わせであることを忘れず、
一人の勝手な行動で、大変な事故につながる可能性があることをきちんと認識し、
安全のためにもルールやマナーをしっかりと守りましょう。

また、ライフジャケットを着用することにより、
万が一の海中転落時に助かる確率が非常に高くなることがわかっています。

ライフジャケットを着用して、海中転落した場合は、
ライフジャケット未着用の場合に比べて生存率が約3倍も高く、
逆に未着用の場合は死亡率が約5倍も高くなる結果となっています。

国土交通省では、ライフジャケットの技術基準を定めていますので、
認定外のものを着用することは違反になります。
安全のためにも基準等をしっかり確認して、着用しましょう。

ライフジャケットの種類も様々あり、国土交通省海事局のライフジャケットの分類としては、
下記に分類されています。

①固定式ライフジャケット
チョッキ式、首掛け式、ジャンパー式、小児用(12歳未満)と4種類あります。
②膨張式ライフジャケット
自動膨張式(水に落ちると自動的に膨張)と手動膨張式(自分で紐を引くと膨張)があり、
さらに首掛け式、ポーチ式、ベルト式、ジャンパー式の4種類があります。
③気体密封式ライフジャケット
④ハイブリット式ライフジャケット

このようにライフジャケットには様々な種類がありますので、
デザインや好きな色で選ぶのも悪くありませんが、
以下のような点に注意して選ぶことが大切になります。

・ライフジャケットのサイズが、身体に合っていますか?
自分の体に合っているサイズかを着用前に必ず確認しましょう。

・使用する目的と場所に合っていますか?
磯場で釣りをする場合とプレジャーボートで沖に出る場合では選ぶライフジャケットも異なります。
使用する場所と目的から選びましょう。

・身体にぴったりとフィットさせることができますか?
取り扱い説明書の通りに着用し、身体にフィットするかを確認します。
正しい着用をしないと、落水でライフジャケットが脱げてしまうことがありますので、注意しましょう。

ライフジャケットは、その名の通り命を預かる大切な用具です。正しく選び、着用しましょう。
海の上では、想定外の事故が起こる可能性や危険もあります。必ず、ルールを守り、ボートライフを楽しんでください。

この夏は沢山の方が海上でライフジャケットを着用し、
素敵な思い出を作られる事を願っています。

中古艇検索サイト ボートタイム事務局


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