BLOG

ボート保管場所の選び方②

今回は前回に引き続き、ボート保管場所に関して
書いていこうと思います。

中古ボートを購入するとなると保管場所が必要となります。
車のように、駐車場が沢山あるわけではないので、
事前に目的にあった保管場所を探す必要があります。
保管方法も大きく分けると、陸上保管(マリーナなどの施設に預けて陸上保管)、
係留保管(港や海上に浮かべて係留)があります。
陸上保管では、船が汚れにくい、台風などの気象状況にも左右されませんが、
早朝や深夜から海に出たいとお考えなら、出入港のすぐできる係留保管がおすすめです。

陸上保管
メリット
ドライブ、船外機等の故障が少ない
いつでもボートがきれいに保てる
帰港後も真水で綺麗に洗える

デメリット
係留保管より高い

係留保管
メリット
陸上保管よりも低価格
出航が自由にできる

デメリット
管理人や警備員がいない港の場合、盗難などの被害の可能性
自然災害による被害や管理が大変
隣接するボートと接触等の危険

一番のデメリットは船が傷みやすいということかもしれません。
まめな掃除が絶対に必要で、船底掃除、船底塗装と手間もかかります。

どちらの保管場所にも、メリット・デメリットがあるので、
優先順位や目的から自分に合った保管場所を選びましょう。

また、係留保管の場合には、エンジンを上げることができる船外機艇が有利です。
船内外機艇はプロペラを水面上に上げることが困難なため
電蝕の恐れが高くなります。ボートを大切に保管したい場合は
陸上の方が程度の良い状態で保管ができそうです。

しかし、係留保管でも年に一度船艇を綺麗にしてから船艇塗装や
各種メンテナンスを行う事で、とても程度の良い状態を
保つ事も可能だと思います。せっかくのマイボートなので、
ボートを大事にさえすれば、陸上でほったらかすよりは
海上係留でもしっかりとメンテナンスしていた方が
綺麗なのかもしれませんね。

ここまで陸上と係留の違いを細かく説明してきましたが、
最後に重要視して頂きたいのは、やはりマリーナの雰囲気です。
自分が預けようとしているマリーナの雰囲気やスタッフの人柄を
知るために、保管契約前にマリーナを見学するのも良いと思います。
中を歩くだけでもそのマリーナの持つ雰囲気や、
案内してくれるスタッフの人柄も分かるかもしれません。

最後に、契約をする際は、契約内容しっかりと確認し
契約書にしっかりと目を通して下さい。
それが済めば、あとはマリーナでのボートライフを存分に楽しむだけです。

暖かくなり中古ボートも動きが活発化しております。
是非とも購入する前に、自分にとって最適な保管場所を
見つけておいて頂ければと思います。

中古艇検索サイト ボートタイム事務局


保管場所の選び方

PAGE TOP